大判例

20世紀の現憲法下の裁判例を掲載しています。

東京高等裁判所 昭和26年(う)2262号 判決

原判決は、その証拠説示中に、雀宮村長作成にかかる中田虎三郞の戸籍謄本中の記載を挙示して、これを他の援用証拠と綜合して原判示事実を認定しているが、記録に徴すれば、原審においては、中田虎三郞等の戸籍に関する作成者の記名及び認証文言のない書面(記録第九〇丁乃至第九二丁)の取調が行われたことが認められるだけで、適式な作成者の記名及び認証文言のあるかかる戸籍謄本の証拠調が行われたことが認められないことは、所論のとおりである。従つて原判決には、この点において所論のような採証上の法令違反があるものと言わなければならない。

自由と民主主義を守るため、ウクライナ軍に支援を!